JAPONISM high stage -Limited Edition-

JN-1001SP

JAPONISM high stage -Limited Edition-

ジャポニスム最高峰に位置するシリーズ
ハイステージの名品番が生まれ変わる。

その難解なデザインの為
最後の生産となるハイステージ三つの品番
バージョンアップし生まれ変わった
各品番限定300セットの最終章。

JAPONISM high stage -Limited Edition-

JN-1001SPのベースとなるJN-1001は2008年春に発表したハイステージシリーズのファーストモデル。
高い製造技術によって実現された曲線は、シンプルながらも作りの良さを体現し存在感を醸し出します。
無駄な線や装飾に頼らないデザインは洗練された上質感を創出し、
シリーズの中心商品として根強い人気を得ています。
今回のリミテッドエディションとなるJN-1001SPではフロント・テンプルともにカラーを全て一新し、
ブラック・シルバー・ゴールドで統一しています。
また、JN-1001では二股に分かれていたヨロイバネパーツをJN-1001SP用に新しい形状を作り一体型のパーツへと進化させました。

JN-1001SP

Col.01  Mat Silver & Black

サイズ: 56□14-140
素材: フロント チタン / テンプル アセテート(テンプル芯 βチタン)

DETAIL.01

フロントカラーはシルバーとブラックのツートーン。

カラー表記上では「マットシルバー」となっていますが、実際はマット(艶消し)加工の上にシルバーカラーを乗せ、クリアコートをかけています。そのためマットとも艶とも言えない、独特の質感と奥行きのある艶を持つメタリックなシルバーカラーとなりました。

通常よりも大きめの粒のガラスビーズを使ったマット加工により、
プレミアム感あふれる輝きが生まれています。

DETAIL.02

フロントを縁取るように上下・側面に配色されたブラックカラーは、職人が一つ一つを手塗りで染色したもの。
そのラインによってフロントのシルバーカラーと曲線的なフォルムがより強く引き立ちます。

機械では絶対に表現することができないジャポニスムクオリティが細部にまで息づく、JN-1001SPならではのカラーリングです。

DETAIL.03

外側にブラック、内側にクリアダークグレーの2種類のアセテート生地を貼り合わせたテンプル。
その内側から微かに見えるテンプル芯をより深い色で包みました。


光の加減で微かに変化する色合いが楽しめます。両側とも艶のある仕様です。
特徴的な形状をしたテンプルの内側から見える芯は、アセテート生地の色と重なり合うことで独特の深みを演出。見えないところまでデザインするのが、ジャポニスムのプロダクトデザインの拘りです。

Col.02  Plasma Black

サイズ: 56□14-140
素材: フロント チタン / テンプル アセテート(テンプル芯 βチタン)

DETAIL.01

フロントのマット(ツヤ消し)仕様は、強力な風圧を利用し粒子の細かいガラスビーズをフロント1枚ずつに打ち付けています。

上下・側面にのみ艶を残すことで質感の違いを楽しめます。
その上から施されるブラックカラーは、チタンの表面に強固な皮膜を作るイオンプレーティングという表面処理技法を用いています。

宇宙開発技術の一環としてアメリカで開発されためっきの一つであり、NASAの月面着陸車にも使用されています。

DETAIL.02

上下面にはあえてマット加工をせずに艶を残しました。
これはCol.01のブラックカラーとは加工法が異なります。

一度研磨されたフロントの上下・側面に専用テープを一枚一枚貼り砂打ち加工をすることで、その部分にはガラスビーズが打ち付けられず艶が残ります。

これが角度によって反射することで、JN-1001SPの特長である流線的なラインがより強調されています。

DETAIL.03

ブラックで統一した中にうっすらと浮かび上がるゴールドカラーのテンプル芯は、リミテッドエディションにふさわしい特別仕様です。

テンプルの外側にはブラック、内側にはクリアブラウンと、2種類のアセテート生地を貼り合わせました。外側がマット(艶消し)仕様、内側が艶のある仕様となっています。

特徴的な形状をしたテンプルの内側から見える芯は、アセテート生地の色と重なり合うことで独特の深みを演出。視覚的な美しさだけでなく、素材の特長を活かした心地よいフィッティングも提供します。

JN-1001SPの特長

ノーズパッド:
ジャポニスムのロゴが型押しされたチタン素材ノーズパッド。チタンは見た目の高級感だけでなく、一般的な樹脂製のものと比べ劣化が少ない、また身体に埋め混むことが出来るほど安心な金属という特長を持ちます。滑らかな曲線を描く表面形状は左右非対称であり、世界で初めてジャポニスムがそうデザインしました。フレームを顔に乗せた瞬間に感じられる掛け心地の良さは、ジャポニスム哲学が細部にまで宿ることで創り出されています。

20th ロゴマーク:
テンプルエンド内側に入れられた「20」マークは書道家・中澤希水氏によるジャポニスム20周年のロゴ。ハイステージリミテッドエディションのみにゴールドカラーで箔乗せした特別限定仕様です。

ボックスセット 外側

ボックスセット 内側

オリジナルメガネ拭き:
書道家・中澤希水氏による特別ロゴがプリントされたハイステージリミテッドエディションのみに付属されるオリジナルメガネ拭き。直径約2ミクロンという超極細繊維を使用することで、汚れを完全に拭き取ると同時に、一度拭き取った汚れのレンズへの再付着も抑えています。使いやすさも考慮し、24cmx24cmと通常より大きめのサイズです。カラーはダークグレー。

オリジナルケース:
ハイステージリミテッドエディション限定のオリジナルケース。出来るだけコンパクトでありながら、奥行きのあるハイステージフレームが入るようなケースをゼロベースからデザインし起こしました。ケースを開けたときにメガネが正面を向くように入れる事ができ、テンプルを多少曲げてもケースに収まるように最初から3Dデータで寸法とデザインを設計。そのデータを元に3Dプリンターで出力したプロトタイプで何度も検証を重ね、辿り着いたのがこのスペシャルケースです。多面体をベースにしたデザインはジャポニスムの持つエッジーなイメージとハイテクなイメージを表現しています。

ドライバー:
ブランドロゴがレーザーで刻印されたハイステージリミテッドエディション限定オリジナルドライバー。使用時の持ちやすさと使いやすさを追求し、直径(6mm)と長さ(10.5cm)としました。棒状の素材から1本を削り出すことで、持ち手部分から先端にかけて自然な流線を描き、シンプルな造形美にもこだわっています。使用時に指が滑らないようにアヤメローレットという加工を施し、機能性だけでなく無骨な印象になりがちな道具に繊細さをプラスしました。新潟県三条市で世界トップクラスの加工技術とクオリティを誇る工具メーカー 兼古製作所に製造を依頼しました。

JN-1001 Story

通常であればほとんど同じ厚みで処理されることの多い、フロントのチタン板材にも徹底的にこだわりました。JN-1001SPのフロントには、通常はあまり使用しない規格外の厚さ(4.0mm厚)の板状のチタンを使用しています。センター付近に厚みを持たせ、サイドは薄く仕上げることで上質感を高めました。

シャープさが強調されたセンター付近のエッジから、サイドへと流れるラインは、徐々に丸みを帯び外側へと広がります。このことによってより立体的なフォルムが完成しました。通常のテンプルであれば1枚のアセテート生地で作られますが、立体感あるデザインを実現するため2枚の異なるアセテート生地を外側と内側で貼り合わせています。

そうすることで極端な強弱をつけたデザインが可能になりました。また、薄くとも3.0mm以上あるその中央部分の厚みを2.6mmと限界まで薄くしています。
同時にテンプル芯が見えてしまうリスクも高りましたが、最終的に熟練職人によるケサギという手作業で実現させています。
これによって生まれた、一枚一枚で異なる独特の曲線のゆらぎと微妙な味わいは、フレーム独特の雰囲気を形成するポイントとなります。2枚の生地の間に挟み込まれた板状のβチタンのテンプル芯は、しなやかな掛け心地を作り出し、同時に高級感のある新しいデザインとなりました。

ジャポニスムについて

創立時からアパレルメーカーや眼鏡商社のODMを数多く手掛けてきた株式会社ボストンクラブを代表するブランド、※ジャポニスム。
世界的な眼鏡産地である福井県鯖江市の生産技術を活かしシンプルでありながら存在感のあるフレームを提供している。デザインだけでなく、機能性と実用性を兼ね備えた100%日本産のアイウェアブランド。
※ 1 9 世紀末、日本美術が西洋美術、欧米ファッションなどに影響を与えたムーブメントがネーミングの由来。1996年立ち上げ。

ジャポニスムハイステージについて

ジャポニスムハイステージとは、製造的な制限やコスト的な条件にとらわれることなくデザイナーが追求した究極の形を表現する同ブランド最高位置にあるライン。
どんなに新しいものを作ってもすぐさま出回るコピー商品や、大量生産され広く販売されるローコストフレームの脅威に打ち勝つべく、見た目だけではない、真似のできない本物の価値ある商品を作り上げたいという思いからスタートしました。

ジャポニスムハイステージリミテッドエディション
ボックスセットについて

JN-1001・JN-1002・JN-1003の3品番をバージョンアップし、JN-1001SP・JN-1002SP・JN-1003SPとして復活。どのモデルもデザインの特長から大量生産が困難なため、今回の生産が最後のロットとなります。

今回リミテッドエディションとして発表するJN-1001SP・JN-1002SP・JN-1003Sは、フロント・テンプルともにカラーをすべて新しくし、今までにない表情を見せています。左テンプルエンド内側には書家・中澤希水氏による「20」マークがプリントされ、リミテッドエディションだけの特別仕様です。

また、ノーズパッドを従来の樹脂タイプからオリジナルチタンタイプへ変更し、上品な質感をプラスしました。ボックスセットとして、フレーム・オリジナルケース・オリジナルドライバー・記念セリート・そしてスペア用オリジナル樹脂ノーズパッドが一つのボックスに同梱されています。

各モデル300セットの数量限定。カラーは各モデル2色展開。
希望小売価格 64,000円(税別)